rfriendsでラジオ録音

ラジコ、らじるらじる、タイムフリーのラジオ番組を録音

rfriends3のインストール手順 (Windows編)

 rfriends2はCLIベースでしたが、rfriends3はWEBベースで操作が簡単になっています。
まずはwindows版で公開します。
アルファバージョンなので、不具合が多々あると思いますが、人柱だと思ってくださる方は使ってみてください。

初  版 2023/06/13

第2版 2023/06/19 インストール方法を変更

第3版 2023/07/19 サーバの起動方法を追加

1.環境

 以下のバージョンで確認しました。Windowsは新規インストールし、何も手を加えない状態でテストを行っています。拡張子を表示する設定にしておいてください。

 

windows11(home/proどちらもOK)

22H2 x64 v2  22621.1848

 

追記)

Windows10 pro 21H2 64bits
Windows10 pro 1909 64bits
Windows10 home 1709 64bits
Windows10 32bits(無保証)
Window8.1 64bits(無保証)

でも問題なく動作しました。(詳細なテストは行っていませんが)

2.インストール

1.以下のリンクよりrf3inst.zipを右クリックし、「リンク先を名前を付けて保存」を選択する。 

 rf3inst.zip

2.「rf3inst.zipは安全にダウンロードできません」と表示されたら
「^」をクリックし継続を選択すればダウンロードされます。

 

3.ダウンロードしたrf3inst.zipファイルをダブルクリックし、表示されているrf3instフォルダをインストールしたい場所にコピー(D&D)する。(ここではc:\と仮定)

 

4.c:\rf3instフォルダ内のrf3inst.batを実行(ダブルクリック)する。

rfriends3本体のダウンロードが始まります。その後自動的に解凍が行われc:\rfriends3フォルダが作成されます。

 以下のようなメッセージが出た場合は、「詳細情報」「実行」をクリックしてください。

これでインストールは完了です。

windows10(32ビット)の場合、rf3inst.batの代わりにrf3inst86.batを使用してください。ただし、サポート外です。

3.ビルトインウェブサーバの実行

 c:\rfriends3\rf3server.bat


をダブルクリックして実行します。XXX.XXX.XXX.XXX:8000 と表示されます。
実行後は最小化しておいてください。

 

4.rfriends3の実行

 ウェブブラウザ(edge,chrome,firefox,...)を起動し、アドレスに

XXX.XXX.XXX.XX:8000 

と入力。以下のような画面が出たら成功です。

「ヘルプ」「システム更新」でシステムを最新にしてください。

 

5.rfriends3のアンインストール

  1.  デイリー処理設定をしている場合は、必ず、「設定」->「デイリー処理」->「取消」を行ってください。
  2.  録音データは必要であれば別のところに保存してください。
  3.  rfriends3フォルダを削除してください。
  4.  アンインストールは終了です。

6.その他

インストーラの変更

windows10 RS3からcurlコマンドが標準で使えるようになっていますが、使えない環境を想定して、curl,unzip同梱のインストーラに変更しました。

 

・他端末からアクセスする方法 

現在、rfriends3_serverが起動していたら、ctrl-cで終了させる。

 

1)方法1

  1. ipconfig  等でrfriends3を実行している端末のIPアドレスを確認する。
  2. rfriends3/rfriends3_server.batと同じ場所にrfriends3_server.txtを作成する。
  3.  rfriends3_server.txtにIPアドレス:ポートを記入する。(例 192.168.1.100:8000)
  4.  rfriends3/rfriends3_server.bat を実行。

2)方法2 (3.0.0-a36以降)

  1.  rfriends3/rf3server.bat を実行。

 

方法1または方法2 により、家庭内の同一LAN上からPC,MAC,スマホ等よりアクセスできるようになります。今後は方法2を推奨

また、外部に公開してアクセスするようにもできますが、セキュリティ上お勧めしません。


以上

rfriendsの移行方法について

rfriendsを別のPCに移行したい場合
既存のキーワードや設定も移行したい場合が多いと思います。
以下にその手順を記します。

1.バックアップ

現状動作しているもののバックアップを行います。
[8-7-1]キーワードバックアップ
[9-8-1]設定バックアップ

バックアップデータは
[usrdir]backup/kw_20230314_xxxxx.zip
[usrdir]backup/cfg_20230314_xxxxx.zip
に保存されるので、外部媒体にコピーする。

2.rfriends新規インストール

rfriendsを新しくインストールする。
[9-6]録音ディレクトリ[usrdir]を設定する。

3.リストア

新しくインストールしたrfriendsの[usrdir]backup/に
先ほどバックアップしたデータをコピーする。

[8-7-2]キーワードリストア
[9-8-2]設定リストア
この時、[usrdir]はリストアしない。

4.デイリー処理

デイリー処理を行いたい場合は
[9-3]デイリー処理の設定を行う。

5.その他

以上でシステムの移行は完了です。
raspbarry pi等でmicroSDの容量を増やしたい場合などにも有効です。

注意:
テストは行っていますが、環境によってはうまく移行できない可能性もあります。
実行前のバックアップをお忘れなく。自己責任で。エラー報告は掲示板まで。

 

以上

raspberry piのwifiをモニタリングする

raspberry piを使用中の方でwifiの強度等はどうなっているかを知りたい方は
wavemonをインストールしてみてください。


1.インストール

$ sudo apt install wavemon


2.実行

$ wavemon


3.その他

実行したままだと負荷がかかるので普段は終了しておいてください。

ctrl-cで終了です。


以上

xpathを使ってNHKゴガク「小学生の基礎英語」のデータを抽出する方法

dom,xpathを使ったデータ抽出について説明する。

1.「小学生の基礎英語」のWEBページ

小学生の基礎英語の2月第1週を例に説明する。

WEBページ

https://www.nhk.or.jp/gogaku/basic0/202302/1/

より関係個所のhtmlのソースを抜粋する。

これを見ると3つのデータがあることがわかる。

div classに注目すると、divタグでclassがnol_audio_playerを探せばいい。
また、タイトルはdata-title、m3u8データはdata-hlsurlで得られることがわかる。

<div class="nol_audio_player" style="display:none;"
	data-aa="vod;小学生の基礎英語_2023年01月30日_Lesson121;r2,130;2023013099999;2023-01-30T10:00:00+09:00_2099-12-31T10:00:00+09:00"
	data-code="4251521"
	data-hlsurl="https://vod-stream.nhk.jp/gogaku-stream//22-ek0-4251-521/index.m3u8"
	data-title="小学生の基礎英語 2023年01月30日 Lesson121"
	data-skin="white2"
	data-type="ONDEMAND"
	data-autoplay="false">
</div>
<div class="nol_audio_player" style="display:none;"
	data-aa="vod;小学生の基礎英語_2023年02月01日_Lesson122;r2,130;2023020199999;2023-02-01T10:00:00+09:00_2099-12-31T10:00:00+09:00"
	data-code="4251522"
	data-hlsurl="https://vod-stream.nhk.jp/gogaku-stream//22-ek0-4251-522/index.m3u8"
	data-title="小学生の基礎英語 2023年02月01日 Lesson122"
	data-skin="white2"
	data-type="ONDEMAND"
	data-autoplay="false">
</div>
<div class="nol_audio_player" style="display:none;"
	data-aa="vod;小学生の基礎英語_2023年02月03日_Lesson123;r2,130;2023020399999;2023-02-03T10:00:00+09:00_2099-12-31T10:00:00+09:00"
	data-code="4251523"
	data-hlsurl="https://vod-stream.nhk.jp/gogaku-stream//22-ek0-4251-523/index.m3u8"
	data-title="小学生の基礎英語 2023年02月03日 Lesson123"
	data-skin="white2"
	data-type="ONDEMAND"
	data-autoplay="false">
</div>

2.dom,xpathを使ってデータ抽出を行う

以下にxpathを使ったクエリ方法をPHPで記述する。

//
// htmlデータを取得(小学生の基礎英語の2月第1週)。
//
$url = "https://www.nhk.or.jp/gogaku/basic0/202302/1/";
$html = file_get_contents($url);
//
// 小学生の基礎英語の2月第1週のhtmlよりdiv[@class="nol_audio_player"をクエリ
//
// htmlをdomドキュメント化し、xpathでクエリする。
// @はhtmlが規則に従っていない場合ワーニングが出るため、その抑止
// クエリ結果は$nodesに格納
$query = '//div[@class="nol_audio_player"]';
$domDocument = new DOMDocument();
@$domDocument->loadHTML($html);
$xpath = new DOMXPath($domDocument);
$nodes = $xpath->query($query);
//
// 小学生の基礎英語の2月第1週のデータ(3つ)を取得
// 各データは属性なので、getAttributeを使用
$data-title  = array();
$data-hlsurl = array();
foreach ($nodes as $node) {
    $data-title[]  = $node->getAttribute('data-title');
    $data-hlsurl[] = $node->getAttribute('data-hlsurl');
}

3.その他

この応用で、htmlからデータ抽出が割と簡単にできるようになる。
また、ほかの言語に置き換えるのも簡単だとおもう。

 

雰囲気だけでもつかんでいただけたら幸いです。

以上

wsl2のセットアップから日本語環境の構築まで

以下の記事で説明したものをシェルスクリプトにまとめました。

Windows11でubuntuがインストールされたWSL2を試してみた
Windows11でubuntuがインストールされたWSL2を試してみた。その2

1.wsl2のインストール

ターミナル(管理者)を起動する。

PS C:\> wsl --install

しばらくすると、以下のメッセージが出てインストール終了。

要求された操作は正常に終了しました。変更を有効にするには、システムを再起動する必要があります。

2.PCを再起動する

更新等が終了するのを待つ。

3.Ubuntuのユーザ/パスワードを設定する

PCが再起動しサインインすると、自動でコマンドプロンプトが立ち上がるので
ユーザ/パスワードを入力する。

Enter new UNIX username: xxxxx
New password:
Retype new password:
passwd: password updated successfully

 

Welcome to Ubuntu 22.04.1 LTS (GNU/Linux 5.15.79.1-microsoft-standard-WSL2 x86_64)

4.日本語環境設定スクリプトをダウンロードする

$ cd ~/
$ sudo apt -y install unzip

$ wget http://rfriends.s1009.xrea.com/files/wsl2_setup.zip
$ unzip wsl2_setup.zip

Archive:  wsl2_setup.zip
  inflating: wsl2_setup.txt
  inflating: wsl2_setup1.sh
  inflating: wsl2_setup2.sh

5.日本語環境のセットアップ

$ sh wsl2_setup1.sh

 

systemdを有効にするために一旦wslを終了する。
PS C:\> wsl --shutdown

6.atd,cron等のセットアップ

wslを起動する。
PS C:\> wsl

$ sh wsl2_setup2.sh


セットアップ完了です。


以上

 

Windows11でubuntuがインストールされたWSL2を試してみた。その2

前回でwsl2のcui環境が構築できました。

Windows11でubuntuがインストールされたWSL2を試してみた。

 

今回はgui環境を構築します。

Terminalを開き、以下を入力してwslを起動
> wsl

1.gui環境での日本語表示

サンプルプログラムとしてlxterminalをインストールします。
$ sudo apt install lxterminal
$ lxterminal

lxterminalが起動し、別windowが表示されますが日本語が文字化けしていると思います。別windowを閉じてlxterminalを終了します。

 

・日本語パックを追加します。
$ sudo apt install language-selector-common
$ sudo apt install $(check-language-support -l ja)
$ sudo apt install language-pack-gnome-ja

・iconを追加します。
$ sudo apt install yaru-theme-gtk
$ sudo apt install yaru-theme-icon
$ sudo apt install adwaita-icon-theme-full


もう一度、lxterminalを起動
$ lxterminal

lxterminalが起動し、別windowが表示されますが今度は日本語が文字化けせずに表示されていると思います。

 

2.gui環境での日本語入力

・Fcitx,xsetをインストール

$ sudo apt install fcitx-mozc dbus-x11
$ sudo sh -c "dbus-uuidgen > /var/lib/dbus/machine-id"
$ sudo apt install x11-xserver-utils

 

viを使用して、.profileの最後に以下を追加
$ vi ~/.profile
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
export DefaultIMModule=fcitx
if [ $SHLVL = 1 ] ; then
    fcitx-autostart > /dev/null 2>&1
    xset -r 49
fi

 

別のTerminalから以下を入力してwslを終了
> wsl --shutdown

Terminalから以下を入力してwslを起動
> wsl

 

もう一度、lxterminalを起動
$ lxterminal

lxterminal上で日本語を入力してみてください。
できましたか?

 

以上でgui環境の構築は終了です。

3.その他

以下のようなアプリをインストールしてみてください。

$ sudo apt install gedit
$ sudo apt install nautilus
$ sudo apt install gimp


以上

guiアプリを起動中

 

Windows11でubuntuがインストールされたWSL2を試してみた。

今更ですが、wsl2です。

 

以下のことを行いました。
これにより、rfriendsのインストール環境が整います。

・wsl2,Ubuntuをインストール
CUI日本語環境設定
・systemdを有効化
・atd,cronデーモンを有効化

 

環境
windows11 22H2
もし、VMwareで使用する場合は、IntelVT-xまたはAMD-Vを仮想化にチェック

(ただし、VMware 17以降が好ましい)

1.インストール

1)ターミナル(管理者)より以下を入力(> はTerminalのプロンプト)

> wsl --install

これだけで、以下のことを自動で行ってくれます。
画面の指示に従ってください。

LinuxWindowsサブシステムを有効化
仮想マシン プラットフォームを有効化
・WSL2用Linuxカーネルをインストール
・WSL2を既定のバージョンにする
Ubuntuをインストールする

Ubuntuのバージョンは2022/12/11現在22.04でした。

 

インストールが完了すると、pcを再起動する旨表示されます。

再起動して、しばらくすると、コマンドプロンプトが立ち上がり、ユーザ名、パスワードを入力

Enter new UNIX username: user
New password:*****
Retype new password:*****

以下の表示が出たら終了です。

Welcome to Ubuntu 22.04.1 LTS (GNU/Linux 5.15.79.1-microsoft-standard-WSL2 x86_64)

 

2)ubuntuを最新にします($ はubuntuのプロンプト)

$ sudo apt update

$ sudo apt upgrade

2.日本語パックのインストール

Terminalを開き、以下を入力してwslを起動

> wsl

 

$ sudo apt install language-pack-ja

$ sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF8

3.起動時にsystemdを開始

viを使用してwsl.confに以下を記述

$ sudo vi /etc/wsl.conf
[boot]
systemd = true

 

別のTerminalから以下を入力してwslを終了
> wsl --shutdown

4.atd,cronの開始

Terminalから以下を入力しwslを起動
> wsl

$ sudo apt install at
$ sudo systemctl start atd
$ sudo systemctl start cron

 

別のTerminalから以下を入力してwslを終了
> wsl --shutdown

5.その他

以上で、CUIの環境は整いました。
あとは普通にrfriendsをインストールすればOKです。

Linux | rfriendsでラジオ録音

6.おまけ

ubuntuからwindowsのcドライブは/mnt/cでアクセスできます。

windowsからubuntuエクスプローラに \\wsl$ と入力すればアクセスできます。

 

以上

 

wsl2上でrfriends動作中