rfriendsのWebサーバ(lighttpd)にユーザ認証を追加する方法について記述します。
基本的に家庭内で使用する分にはユーザ認証を追加する必要はないと思いますが、知識として。
rfriends3のインストール方法(2024/03/27)
https://rfriends.hatenablog.com/entry/2023/07/13/152412
で、lighttpdをインストールしているユーザを対象に記述しています。
初 版 2024/04/19
第2版 2024/04/20
1.はじめに
ここでは、Basic認証とDigest認証の設定方法について記述します。
両方とも、IDやパスワードを入力してログインを行う認証方式です。入力したIDやパスワードをBasic認証では平文でサーバーに送信しますが、Digest認証ではハッシュ化してサーバーに送信します。その分セキュリティ面で有利です。
まず、準備として認証用のユーティリティをインストールします。
次に、Basic認証かDigest認証のいづれかの設定を行います。
Basic認証とDigest認証の設定方法はほぼ同じです。どちらかを設定すればいいのですが、セキュリティを考慮すると、Digest認証のほうがいいと思います。
2.Basic認証
2.1 lighttpd.confの編集
2.2 ユーザ、パスワードの設定
ここでは、rpiというユーザを追加している。
一人目の時のみ、-cが必要。
以上でBasic認証の設定は終わりです。4に進んでください。
3.Digest認証
3.1 lighttpd.confの編集
3.2 ユーザ、パスワードの設定
ここでは、rpiというユーザを追加している。
一人目の時のみ、-cが必要。
以上でDigest認証の設定は終わりです。4に進んでください。
4.lighttpdを再起動
Basic認証かDigest認証のいづれかの設定が終わったらlighttpdを再起動してください。
rfriendsサーバにアクセスすると、以下のようなログイン画面が出てくるようになります。
以上