rfriendsでラジオ録音

ラジコ、らじるらじる、タイムフリーのラジオ番組を録音

dockerで「rfriendsでラジオ録音」rfriends3 版

dockerで「rfriendsでラジオ録音」

 以前、rfriends2版を書きましたが、その改定版です。


 本来、rfriendsはdocker向きではありません。当然ですが、終了すると設定や録音データはすべて消えます。docker環境がある人でrfriendsがどんなものか試してみるにはいいかも。おまけで、ホスト共有を使ってデータが消えないようにする設定も記述する予定です。

 dockerに関しては初心者ですので、突っ込みどころ満載だと思います。

1.docker環境

 docker環境に関しては構築済みを前提に話を進めます。 以下はrootで行って下さい。

2.実行

 Dockerイメージの作成から実行まで。

1)Dockerfile

Dockerfileをダウンロードする。

# cd ~/ 
# wget http://rfriends.s1009.xrea.com/files3/docker.zip
# unzip docker.zip

 

 これはubuntu 22.04にrfriends3をインストールして実行するDockerfileです。
ubuntu 20.04では、ffmpegのバージョンが古く、らじるらじるの聞き逃しで不具合が生じます。 Dockerfileと同じ場所にstart.shを置いてください。

2)Dockerイメージの作成

 実行には時間がかかります。

$ sudo docker build -t rfriends3:latest Dockerfile
Successfully built xxxxxxxxxxxx
Successfully tagged rfriends3:latest

と表示されたら成功です。

3)Dockerイメージ一覧を確認

$ docker images
REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE 
rfriends3

4)Dockerコンテナの起動

ホスト側で

$ sudo docker run --rm -it rfriends3:latest

5)rfriendsの実行

ホスト側のブラウザで、172.17.0.2:8000と入力するとrfriends3が表示されます。

まずは、ヘルプ->システム更新でrfriends3を最新にしてください。

172.17.0.2はコンテナのIP アドレスです。

6)終了

$ exit

設定したデータや録音データはすべて消えます。

 

3.データ保存

 共有フォルダを設定することによりこの制限はなくなります。

後日、その方法について記述します。

 

4.その他

 Dockerは同一環境の再現という意味ではとても有用だと感じました。そういう用途のものなので当然ですが。

 

以上