rfriendsでラジオ録音

ラジコ、らじるらじる、タイムフリーのラジオ番組を録音

rfriends2 2.7.1 をリリースしました。

ドキュメントを修正した以外、内容は2.7.1.beta1 と同じです。

ダウンロードはトップページから。

rfriendsでラジオ録音


2.7.0 -> 2.7.1 の変更点は以下のとおり。

 

1.エリアフリー(プレミアム)関連

 


・サブエリアに個別キーワード機能追加
 [7-7]エリアフリーで編集できます。

 こんな感じ

# 長野県
:premium_common_JP20
有吉弘行
:premium_radiko_JP20
:premium_timefree_JP20


・エリア選択の簡素化
 メインメニューで、p[ret]

・プレミアムに入会して全国の放送を自動で録音する機能を大幅に改善。
 エリアフリー時の挙動がおかしなところを修正しました。


2.転送機能(タイプ2のみ)


・「CH別番組別」に「番組別」を追加
 [8-1-2]パラメータの設定

 rftrans = 2
 rftrans_s = 1

・ストレージ制御に転送先を追加
storage_control_exec_tr = "stop" ; start:開始 test:テスト stop:停止
; 設定単位に注意してください。(GB,MB)
storage_control_disk_tr = 10GB ; 保存容量
storage_control_count_tr = 10 ; 最大削除数

・ディスク使用量に転送先を追加
 [1-2]DISK使用量

 

3.その他

nictのhttp/httpsによる時刻配信の停止に伴い誤差修正を廃止。
PCの時刻がNTPと同期しているものとします。

・メール送信設定を別ファイル化
 [8-5]メール設定
 旧設定がある場合はそれを優先
 できれば、旧設定は削除して別ファイルに移行して下さい

・usrdir設定を別ファイル化
 [8-6]usrdir設定
 旧設定がある場合はそれを優先
 できれば、旧設定は削除して別ファイルに移行して下さい

・NGフラグを無視(NG=1を無視)

・キーワード検索修正(全角半角で不具合がありました)

・デイリー処理数(1->2)
 [8-1-2]パラメータの設定
 sch_daily = "05:10:00" ; デイリー処理の開始時間
 sch_daily2 = "07:10:00" ; デイリー処理の開始時間2
 5時と7時などに設定可、linuxユーザは自分で編集したほうがいいと思います。

・パラメータチェック追加
 [8-1-4]でパラメータ(rfriends.ini)が標準設定とどこが違っているかが確認できます。

http://radiko.jpのurlをすべてhttpsに変更。

・config_sys_05.php -> config_sys_06.php

・バグ修正
 見えない部分でかなり修正しています。
 ということでよくなっているはずですが、
 バグの可能性も増えています。



以上です。

時刻同期の確認方法について

時刻の同期設定は以下で確認してください。


1.ubuntuの場合

以下の2つがyes
System clock synchronized: yes
systemd-timesyncd.service active: yes
------------------------------------------------------------
$ cat /etc/os-release
NAME="Ubuntu"
VERSION="18.04.4 LTS (Bionic Beaver)"

$ timedatectl status
Local time: Thu 2020-12-10 05:25:51 JST
Universal time: Wed 2020-12-09 20:25:51 UTC
RTC time: Wed 2020-12-09 20:25:52
Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: yes
systemd-timesyncd.service active: yes
RTC in local TZ: no
------------------------------------------------------------

2.raspberry piの場合

以下の2つがyes(active)
System clock synchronized: yes
NTP service: active

------------------------------------------------------------
$ cat /etc/os-release
PRETTY_NAME="Raspbian GNU/Linux 10 (buster)"

$ timedatectl status
Local time: 木 2020-12-10 05:29:13 JST
Universal time: 水 2020-12-09 20:29:13 UTC
RTC time: n/a
Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: yes
NTP service: active
RTC in local TZ: no
------------------------------------------------------------

3.windows10の場合

設定 - 時刻と言語 - 日付と時刻

時刻を自動的に設定する ON


以上

httpによる時刻配信の停止について

 従来、録音時にnictの時刻情報とPCの時計情報を比較して補正を行ってきましたが、nictの方針によりhttpによる時刻配信を停止するとのことです。また、今年の8月より時限停止も開始されており、rfriendsにおいてもnictのエラーが報告されています。

 よって、今後時刻補正はしないことにしました。ほとんどのPCにおいてはNTPによる時刻補正を行っているため、影響はないものと思われます。もし、NTPの設定を行っていない方は至急設定してください。

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ネットワークを利用した時刻配信におけるNTPへの一元化

~ http/httpsを利用した時刻配信の停止に向けた取組み~

 

 jjy.nict.go.jp

Raspberry Piにbluetoothキーボードを接続する

 前提として、sshによる接続が完了していること。
以下、sshでの操作

1)bluetoothctlを起動
sudo bluetoothctl
Agent registered
[bluetooth]#

2)bluetoothをスキャン
キーボードをペアリング状態にしてから

[bluetooth]# scan on
Discovery started
[NEW] Device xx:xx:xx:xx:xx:xx キーボードの商品名

3)ペアリング

[bluetooth]# connect xx:xx:xx:xx:xx:xx
Attempting to connect to xx:xx:xx:xx:xx:xx
Connection successful

4)信頼設定

[bluetooth]# trust xx:xx:xx:xx:xx:xx
Changing xx:xx:xx:xx:xx:xx trust succeeded

再起動しても自動で接続されるようになる

コンソールでも日本語を表示

 Raspberry Pi 用のrfriendsはRaspberry Pi OS (32-bit) Liteを使用しています。また、ヘッドレスでSSHで操作することを前提としているため、Raspberry PiLCD等を接続してコンソール表示をさせると日本語が文字化けします。コンソールでも日本語を表示させたい場合は以下のことを行ってください。

 

sudo apt install fbterm fonts-ipafont
sudo chmod u+s /usr/bin/fbterm
sudo reboot

 

あとはログイン毎にfbtermを起動させるだけです。
面倒な方は.bashrcに追加してください。

RaspberryPi ZeroとUSBケーブルでssh

  RaspberryPi ZeroにはUSB-OTGという機能があってUSBでつなぐだけでsshが可能になります。

https://caron.ws/diy-cartes-microcontroleurs/raspberrypi/pi-zero-otg-ethernet/
詳細は上記サイトを参照してください。フランス語ですがGoogle翻訳すれば写真もあるのでなんとなく理解できます。


1.Raspiosの書き込み

microSDにRaspiosを書き込みます。
方法はネットで検索してください。


2.設定

ここではWindows10を例にします。
microSDをリーダにセットしパソコンに接続します。
bootというフォルダが認識されますので、そこに以下の3つのことを行ってください。

1)config.txtの最後に
dtoverlay=dwc2
を追加する。

2)cmdline.txtのrootwaitの後に
modules-load=dwc2,g_ether
を追加する。改行はしない。

3)sshという空のファイルを作る。

 

3.PCにBonjourをインストール

1)iTunesをインストール
https://www.apple.com/jp/itunes/
又は
2)Bonjourをインストール
https://support.apple.com/kb/DL999?locale=ja_JP

 

4.RaspberryPi ZeroとPCを接続

RaspberryPi ZeroとPCをmicroUSBケーブルで接続する。

緑のLEDが点滅をやめるまでしばらく待つ。

 

5.OTGドライバのインストール

PCのデバイスマネージャを見ると、シリアルポートとして認識されているので、ドライバの更新で以下のドライバをインストールする。

OTGドライバ
https://caron.ws/wp-content/uploads/telechargement/RPI%20Driver%20OTG.zip

 

6.ssh

teraterm等でsshアクセス

ssh pi@raspberrypi.local

rfriendsのイメージの方は
ssh pi@rfriends2.local


7.その他

この後にwifiのセットアップ等をやると確実ですね。


以上