0.前提
以下を参考に、すでにRaspberry Piでrfriendsが動作しているものとする。
Raspberry Piにrfriendsをインストールする
/home/pi/smbdirにUSBメモリをマウントするので、以前のデータは見えなくなる。
現状の/home/pi/smbdir以下のデータは事前にバックアップすること。
1.準備
・microB-TYPEAタイプのカードリーダ
・microSD(どうせなら64GB以上のもの)
2.microSDをフォーマットする。
PC等で、microSDをexfat形式でフォーマットする。
RaspberryPi でフォーマットする場合は、 exfat-fuse exfat-utilsをインストール後。
$ sudo mkfs -t exfat /dev/sda1
3.Raspberry Piの設定
1)sshでRaspberry Piに接続
2)exfat形式の読み書きができるようにする。
$ sudo apt install exfat-fuse exfat-utils
3)microSDのUUIDを確認する。
microSDをカードリーダに入れ、Raspberry Piに接続する。
$ ls -l /dev/disk/by-uuid/
total 0
lrwxrwxrwx 1 root root 15 Nov 18 11:16 568caafd-bab1-46cb-921b-cd257b61**** -> ../../mmcblk0p2
lrwxrwxrwx 1 root root 15 Nov 18 11:16 C839-**** -> ../../mmcblk0p1
lrwxrwxrwx 1 root root 10 Dec 14 10:46 EC3F-**** -> ../../sda1
この場合、microSDのUUIDは、EC3F-****
4)fstabの編集
以下の行をfstabの最後に追加する。
$ sudo vi /etc/fstab
UUID=EC3F-**** /home/pi/smbdir exfat defaults,nofail,umask=000 0 0
5)確認
$ sudo mount -a
以下の行があることを確認する。ここでは 64GB のものを使用。
$ df -h
/dev/sda1 60G 439M 60G 1% /home/pi/smbdir
6)ディレクトリの作成
$ mkdir /home/pi/smbdir/usr2
4.その他
ここでは、/home/pi/smbdirにマウントしたので、もともとのmicroSDの空きが無駄になっています。
例えば、/home/pi/smbdir/extにマウントして、転送機能等でファイルを移動させるように設定すれば有効利用が可能になります。
ただし、間違いやすく面倒なので、いっそのこと128GB/256GBのものを使用するほうがすっきりしていいと思います。
注意事項としては、fstabの編集を間違うと起動しなくなるので注意してください。
また、exfatのパッケージのインストールをお忘れなく。
以上