androidアプリのUserLAndの設定についていくつか紹介します。
1.前提
すでにUserLAndはインストール済を前提とします。
2.スリープ回避
一定の時間が経つとandroidがスリープするので、ブラウザのアクセスが途切れます。その際は、androidの電源ボタンを押せばいいのですが、確実な方法があります。
トップ画面で上から下にスワイプすると現れる通知画面で
”Acquire wakelock”を有効にしてください。
3.sshアクセス
鍵認証で行ってください。
公開鍵を~/.ssh/authorized_keys に設定(renameでもよい)するだけ。
鍵は5.android本体のストレージアクセス方法を参考にコピーしてください。
パスワード認証はなぜかうまくいかない。以前は大丈夫だったのに。勘違いかもしれませんが。
ユーザuselandにパスワードを設定する。
$ passwd userland
これで、SSHクライアントからアクセスできるようになります。(ポートは2022)
Windowsなら
ssh -p 2022 userland@XXX.XXX.XXX.XXX
そのほか、teraterm,rloginといったSSh Clientももちろん使用可能です。
4.sftpアクセス
sshでアクセス出来たら、sftpでのファイル転送もできます。
Windowsなら、Filezilla等を使えば簡単にアクセス出来てファイル転送ができます。
sftp
Host XXX.XXX.XXX.XXX
port 2022
ユーザ userland
パスワード *******
を設定するだけです。
5.android本体のストレージアクセス方法
UserLAnd側
$ cd /storage/internal
andorid本体側
/Android/data/tech.ula/files/storage
androidアプリの”ファイル”やその他のファイルマネージャでアクセスできます。
microSDも/storage/sdcardでアクセスできるようなのですが、当方の環境ではうまくいきませんでした。
6.タイムゾーンの設定
現在の設定(UTCになっている)
$date
Sat Jul 15 04:05:47 UTC 2023
日本に変更する。
$ sudo rm /etc/localtime
$ sudo echo Asia/Tokyo > /etc/timezone
$ sudo dpkg-reconfigure -f noninteractive tzdata
以下のように表示される。
Current default time zone: 'Asia/Tokyo'
Local time is now: Sat Jul 15 13:10:55 JST 2023.
Universal Time is now: Sat Jul 15 04:10:55 UTC 2023
以上