rfriendsでラジオ録音

ラジコ、らじるらじる、タイムフリーのラジオ番組を録音

rfriends3のインストール手順 (UserLAnd編)

 rfriends2はCUIベースでしたが、rfriends3はWEBベースで操作が簡単になっています。
今回はandroidのUserLAnd版です。非常に簡単ですのでぜひ’試してみてください。

初 版 2023/07/14

第2版 2023/07/19 サーバの起動方法を追加

第3版 2024/02/27 全面書き換え

第4版 2024/03/11 一部修正

1.環境

 以下のバージョンで確認しました。androidにUserLAndをインストールし、Ubuntuを選択しました。

android端末
wifi


制限事項

・実施場所(自宅等)のwifi環境に接続していることを前提にしています。
atdが動作していないので、ラジコ、らじるらじるの予約録音ができません。
・sambaのインストールはおこなっていません。userlandではsambaのポートを変更する必要がありますが、windowsではポート固定のためアクセスできません。

2.UserLAndのインストール

 google playよりUserLAndをインストール

 

 Ubuntuを選択

 

Ubuntu、permissionOK、メディアアクセス許可、Minimal、Terminalの選択でセットアップが始まります。インストールが完了すると、以下のようなメッセージが出ます。


3.rfriends3のインストール

以下の操作によりrfriends3,lighttpdのインストールを行います。

$ cd 
$ wget http://rfriends.s1009.xrea.com/userland.sh
$ sh userland.sh

IP address : XXX.XXX.XXX.XXX

これでrfriends3のインストールは完了です。実行の最後にIP addressが表示されます。

4.rfriends3の実行

 androidのホーム画面に戻り(終了はしない)、ウェブブラウザ(edge,chrome,firefox,...)を起動し、アドレスに先ほど表示されたIP address:8000を入力する。

xxx.xxx.xxx.xxx:8000

以下のような画面が出たら成功です。お気に入りに入れておくと便利です。

同一Wifi-lanに接続された他端末からもアクセス可能です。

「ヘルプ」「システム更新」でシステムを最新にしてください。

 

試しに、ラジコ-番組聴取-「好きな番組」-聴取-▶

と選択するとラジコが聞けます。

5.androidからのアクセス

 UserLAndをインストールしたandroidで、ファイルマネージャ(Filesやファイルマネージャ+など)を使って

/Android/data/tech.ula/files/storage

にアクセスすると、rfriends3のusr2以下が見えます。ここに録音したデータが保存されています。

6.wakelock

androidのスリープ時にもrfriends3の処理を継続したい場合、WakeLockを有効にしてください。ロック画面でacquire wakelockを押してください。以下のような画面になると思います。

この設定をおこなうと、例えば毎朝05:25にtimefreeの実行等を行うことができますが、andoridの電池の消費量が増えます。手動ダウンロードのみで運用する場合は、設定の必要はありません。

7.その他

現状、ラジコ、らじるらじるのリアルタイム予約録音はできませんが、そのほかのtimefree、らじる聞き逃しの予約録音、手動録音やポッドキャストは可能ですので

十分使えると思います。

 

以上

rfriends3のインストール方法(2024/03/27)

rfriendsはラジコやらじるらじるを録音するソフトです。タイムフリー、エリアフリー、聞き逃し、ゴガク、ポッドキャストにも対応。

 

rfriends3は操作がWEBサーバ経由で出来、とても簡単になっています。(従来のsshによるcuiアクセスも可)

操作する端末はPC,MAC,スマホWEBブラウザ(chrome,edge,firefox,safari等)が動作するものであればなんでも可能です。

rfriendsは以下の機種に対応しています。インストール方法は以下より参照ください。

 

・ Windows
https://rfriends.hatenablog.com/entry/2023/06/13/030148

・ RaspberryPi(lighttpd+samba)

Raspberry Pi | rfriendsでラジオ録音

・ Ubuntu/debianlighttpd+samba)New!

https://rfriends.hatenablog.com/entry/2024/02/23/173528

・ macOS
https://rfriends.hatenablog.com/entry/2023/07/12/075527

・ UserLAnd(lighttpd) Update!

https://rfriends.hatenablog.com/entry/2023/07/14/195410

・ Termux
余ったandroidスマホでラジオ録音サーバを作ろう (五版)
https://rfriends.hatenablog.com/entry/2023/07/18/210107

・ LXD/LXC
https://rfriends.hatenablog.com/entry/2023/07/19/222350

・ Docker

dockerで「rfriendsでラジオ録音」rfriends3 版
https://rfriends.hatenablog.com/entry/2023/07/29/231535

また、Docker環境は終了するとデータも消えてしまうのでご注意ください。

・ ChromeOS Linux 開発環境(lighttpd+samba)New!

https://rfriends.hatenablog.com/entry/2024/02/23/173528

・ Ubuntu/debian
https://rfriends.hatenablog.com/entry/2023/06/21/154914

・ Ubuntu/debianlighttpd

https://rfriends.hatenablog.com/entry/2023/08/13/193047

 

・ スピーカを接続する。

rfriends3の出力(サーバ)を利用する。RaspberryPiのように標準でスピーカがない機種で音声出力させる。

RaspberryPi Zeroをラジオにする - rfriendsでラジオ録音

 

・rfriends3スクリーンショット

 

rfriends3のインストール手順 (macOS編)

 rfriends2はCLIベースでしたが、rfriends3はWEBベースで操作が簡単になっています。
windows,Ubuntu版に続いてmacOS版です。
アルファバージョンなので、不具合が多々あると思いますが、人柱だと思ってくださる方は使ってみてください。

初  版 2023/07/12

第3版 2023/10/03 sonoma

1.環境

 以下のバージョンで確認しました。macOSは新規インストールし、何も手を加えない状態でテストを行っています。

 

macOS sonoma 14.0 (確認済)

macOS Ventura 13.4.1  (確認済)

Monterey (未確認)

Big Sur (未確認)

Catalina (未確認)

2.Homebrewのインストール

Homebrew がインストール済の方は、この項を飛ばしてください。

 

1)HomebrewのWebサイト(https://brew.sh/ja/)を開き、インストールに表示されているコマンドをターミナルにCOPY&PASTEして実行する。

 

2023/07/11時点では以下のコマンドになっている。

% /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

 

2)Homebrewのインストールが終了したら、念のためbrewを確認してください。

% brew doctor

Your system is ready to brew.

と表示されたらインストールは成功です。

 

3.shのダウンロード

Terminalを開き、以下のリンクよりinstall用shをダウンロードする。ここでは仮にホームディレクトリにインストールすることにします。

 % cd ~/

 % curl http://rfriends.s1009.xrea.com/files3/rfriends3_osx.sh -o rfriends3_osx.sh

4.rfriends3のインストール

以下を入力し、インストールを行う。各種ツールがインストールされ、ホームディレクトリにrfriends3ディレクトリが作成される。

 

 % sh rfriends3_osx.sh

 

これでインストールは完了です。

 

追記)

% chromium --version

chromiumが見つからない場合はインストールしてください。

% brew install chromium

 

5.ビルトインウェブサーバの実行

以下を入力し、ビルトインサーバーを起動する。

 %  cd ~/rfriends3

    %  sh rf3server.sh

         XXX.XXX.XXX.XXX:8000 と表示される。

6.rfriends3の実行

 ウェブブラウザ(Safari,chrome,firefox,...)を起動し、アドレスに

XXX.XXX.XXX.XXX:8000

と入力。以下のような画面が出たら成功です。

「ヘルプ」「システム更新」でシステムを最新にしてください。

 

7.rfriends3のアンインストール

  1.  デイリー処理設定をしている場合は、必ず、「設定」->「デイリー処理」->「取消」をしてください。
  2.  録音データは必要であれば別のところに保存してください。
  3.  rfriends3フォルダを削除してください。
  4.  アンインストールは終了です。

8.その他

他端末からアクセスする方法

現在、rfriends3_serverが起動していたら、ctrl-cで終了させる。

 

1)方法1

・ipconfig 等でrfriends3を実行している端末のIPアドレスを確認する。
・rfriends3/rfriends3_server.shと同じ場所にrfriends3_server.txtを作成する。
・rfriends3_server.txtにIPアドレス:ポートを記入する。(例 192.168.1.100:8000)

  注)rfriends3_server.shを直接変更するとupdateの際に上書きされ元に戻ってしまいます。

・サーバの起動
$ cd ~/rfriends3
$ sh rfriends_server.sh

を実行。

 

2)方法2 (3.0.0-a36以降)

・サーバの起動
$ cd ~/rfriends3
$ sh rf3server.sh

を実行。設定は不要です。


方法1または方法2 により、家庭内の同一LAN上からPC,MAC,スマホ等よりアクセスできるようになります。今後は方法2を推奨

また、外部に公開してアクセスするようにもできますが、セキュリティ上お勧めしません。


以上

rfriends3のインストール手順 (Ubuntu/debian編)

 rfriends2はCLIベースでしたが、rfriends3はWEBベースで操作が簡単になっています。
windows版に続いてUbuntu版です。
アルファバージョンなので、不具合が多々あると思いますが、人柱だと思ってくださる方は使ってみてください。

初 版 2023/06/21

第2版 2023/07/19 サーバの起動方法を追加

1.環境

 以下のバージョンで確認しました。Ubuntuは新規インストールし、日本語設定後、何も手を加えない状態でテストを行っています。

 

ubuntu 22.04 LTS  (CUI環境でもOK)

Firefox 110.0(64ビット)

 

・確認機種(Linux系)

Ubuntu 18.04, 20.04, 22.04 (ffmpegのバージョンが古いとらじるらじるに不具合が出ます。)
debian 11, 12
RaspberryPi Zero (ヘッドレスブラウザ×)
RaspberryPi Zero 2
Termux(ヘッドレスブラウザ×)

2.ダウンロード

Terminalを開き、以下のリンクよりinstall用shをダウンロードする。ここでは仮にホームディレクトリにインストールすることにします。

 $ cd ~/

 $ wget http://rfriends.s1009.xrea.com/files3/rfriends3_ubuntu.sh

3.インストール

以下を入力し、インストールを行う。各種ツールがインストールされ、ホームディレクトリにrfriends3ディレクトリが作成される。

 

 $ sh rfriends3_ubuntu.sh

 

これでインストールは完了です。

 

追記)

$ chromium-browser --version

chromium-browserが見つからない場合はインストールしてください。

$ sudo apt install chromium-browser

 

4.ビルトインウェブサーバの実行

以下を入力し、ビルトインサーバーを起動する。

 $  cd ~/

    $ sh rf3server.sh

     XXX.XXX.XXX.XXX:8000

5.rfriends3の実行

 ウェブブラウザ(edge,chrome,firefox,...)を起動し、4.で表示されたアドレスにアクセスする。

XXX.XXX.XXX.XXX:8000

以下のような画面が出たら成功です。

「ヘルプ」「システム更新」でシステムを最新にしてください。

 

6.rfriends3のアンインストール

  1.  デイリー処理設定をしている場合は、必ず、「設定」->「デイリー処理」->「取消」をしてください。または、crontab -e で。
  2.  録音データは必要であれば別のところに保存してください。
  3.  rfriends3フォルダを削除してください。
  4.  アンインストールは終了です。

7.その他

他端末からアクセスする方法 

現在、rfriends3_serverが起動していたら、ctrl-cで終了させる。

 

1)方法1

・ipconfig 等でrfriends3を実行している端末のIPアドレスを確認する。
・rfriends3/rfriends3_server.shと同じ場所にrfriends3_server.txtを作成する。
・rfriends3_server.txtにIPアドレス:ポートを記入する。(例 192.168.1.100:8000)

   注)rfriends3_server.shを直接変更するとupdateの際に上書きされ元に戻ってしまいます。

$ cd ~/rfriends3

$ sh rfriends_server.sh

を実行。

 

2)方法2 (3.0.0-a36以降)

$ cd ~/rfriends3

$ sh rf3server.sh

を実行。設定は不要です。

 

方法1または方法2 により、家庭内の同一LAN上からPC,MAC,スマホ等よりアクセスできるようになります。今後は方法2を推奨

 

また、外部に公開してアクセスするようにもできますが、セキュリティ上お勧めしません。


以上

rfriends3のインストール手順 (Windows編)

 rfriends2はCLIベースでしたが、rfriends3はWEBベースで操作が簡単になっています。
まずはwindows版で公開します。
アルファバージョンなので、不具合が多々あると思いますが、人柱だと思ってくださる方は使ってみてください。

初  版 2023/06/13

第2版 2023/06/19 インストール方法を変更

第3版 2023/07/19 サーバの起動方法を追加

1.環境

 以下のバージョンで確認しました。Windowsは新規インストールし、何も手を加えない状態でテストを行っています。拡張子を表示する設定にしておいてください。

 

windows11(home/proどちらもOK)

22H2 x64 v2  22621.1848

 

追記)

Windows10 pro 21H2 64bits
Windows10 pro 1909 64bits
Windows10 home 1709 64bits
Windows10 32bits(無保証)
Window8.1 64bits(無保証)

でも問題なく動作しました。(詳細なテストは行っていませんが)

2.インストール

1.以下のリンクよりrf3inst.zipを右クリックし、「リンク先を名前を付けて保存」を選択する。 

 rf3inst.zip

2.「rf3inst.zipは安全にダウンロードできません」と表示されたら
「^」をクリックし継続を選択すればダウンロードされます。

 

3.ダウンロードしたrf3inst.zipファイルをダブルクリックし、表示されているrf3instフォルダをインストールしたい場所にコピー(D&D)する。(ここではc:\と仮定)

 

4.c:\rf3instフォルダ内のrf3inst.batを実行(ダブルクリック)する。

rfriends3本体のダウンロードが始まります。その後自動的に解凍が行われc:\rfriends3フォルダが作成されます。

 以下のようなメッセージが出た場合は、「詳細情報」「実行」をクリックしてください。

これでインストールは完了です。

windows10(32ビット)の場合、rf3inst.batの代わりにrf3inst86.batを使用してください。ただし、サポート外です。

3.ビルトインウェブサーバの実行

 c:\rfriends3\rf3server.bat


をダブルクリックして実行します。XXX.XXX.XXX.XXX:8000 と表示されます。
実行後は最小化しておいてください。

 

4.rfriends3の実行

 ウェブブラウザ(edge,chrome,firefox,...)を起動し、アドレスに

XXX.XXX.XXX.XX:8000 

と入力。以下のような画面が出たら成功です。

「ヘルプ」「システム更新」でシステムを最新にしてください。

 

5.rfriends3のアンインストール

  1.  デイリー処理設定をしている場合は、必ず、「設定」->「デイリー処理」->「取消」を行ってください。
  2.  録音データは必要であれば別のところに保存してください。
  3.  rfriends3フォルダを削除してください。
  4.  アンインストールは終了です。

6.その他

インストーラの変更

windows10 RS3からcurlコマンドが標準で使えるようになっていますが、使えない環境を想定して、curl,unzip同梱のインストーラに変更しました。

 

・他端末からアクセスする方法 

現在、rfriends3_serverが起動していたら、ctrl-cで終了させる。

 

1)方法1

  1. ipconfig  等でrfriends3を実行している端末のIPアドレスを確認する。
  2. rfriends3/rfriends3_server.batと同じ場所にrfriends3_server.txtを作成する。
  3.  rfriends3_server.txtにIPアドレス:ポートを記入する。(例 192.168.1.100:8000)
  4.  rfriends3/rfriends3_server.bat を実行。

2)方法2 (3.0.0-a36以降)

  1.  rfriends3/rf3server.bat を実行。

 

方法1または方法2 により、家庭内の同一LAN上からPC,MAC,スマホ等よりアクセスできるようになります。今後は方法2を推奨

また、外部に公開してアクセスするようにもできますが、セキュリティ上お勧めしません。


以上

rfriendsの移行方法について

rfriendsを別のPCに移行したい場合
既存のキーワードや設定も移行したい場合が多いと思います。
以下にその手順を記します。

1.バックアップ

現状動作しているもののバックアップを行います。
[8-7-1]キーワードバックアップ
[9-8-1]設定バックアップ

バックアップデータは
[usrdir]backup/kw_20230314_xxxxx.zip
[usrdir]backup/cfg_20230314_xxxxx.zip
に保存されるので、外部媒体にコピーする。

2.rfriends新規インストール

rfriendsを新しくインストールする。
[9-6]録音ディレクトリ[usrdir]を設定する。

3.リストア

新しくインストールしたrfriendsの[usrdir]backup/に
先ほどバックアップしたデータをコピーする。

[8-7-2]キーワードリストア
[9-8-2]設定リストア
この時、[usrdir]はリストアしない。

4.デイリー処理

デイリー処理を行いたい場合は
[9-3]デイリー処理の設定を行う。

5.その他

以上でシステムの移行は完了です。
raspbarry pi等でmicroSDの容量を増やしたい場合などにも有効です。

注意:
テストは行っていますが、環境によってはうまく移行できない可能性もあります。
実行前のバックアップをお忘れなく。自己責任で。エラー報告は掲示板まで。

 

以上

raspberry piのwifiをモニタリングする

raspberry piを使用中の方でwifiの強度等はどうなっているかを知りたい方は
wavemonをインストールしてみてください。


1.インストール

$ sudo apt install wavemon


2.実行

$ wavemon


3.その他

実行したままだと負荷がかかるので普段は終了しておいてください。

ctrl-cで終了です。


以上